お役立ち情報
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やりがいは仕事を続けていくために欠かせないものです。しかし歯科衛生士の中には、やりがいを得られずに「歯科衛生士にならなければ良かった」と感じる方も少なくありません。そこで今回は歯科衛生士になって良かったこと、やりがいを感じられること、やりがいがないと感じたときの対処法も併せてご紹介します。
■目次
歯科衛生士の資格を取得すると、以下のように「歯科衛生士になって良かった」と感じられることがあります。
●全国どこでも働けること
●子育ての合間でも働きやすいこと
●プライベートの時間を確保できること
それぞれ詳しく見ていきましょう。
引っ越し・結婚・転勤などライフステージによって仕事を辞めざるを得ないときがあります。
しかし歯科医院はコンビニよりも多いとされており、全国に68,000軒以上の歯科医院があるため、転居先でも仕事を見つけやすいのです。
また歯科衛生士は人手不足であることが多いため、求人に困ることもほとんどありません。
歯科医院の中には産休や育休を設けていたり、午前中だけの時短勤務を認めていたりなど子育てを応援してくれるところもあります。
そのため結婚・出産で一度退職しても歯科衛生士は復職しやすく、例えば子育ての合間であっても働きやすいです。
またブランクがあっても、希望すれば歯科医師会・歯科衛生士会・専門学校などでの復職支援を受けることができます。
多くの歯科医院では残業がほとんどなく、看護師と違って夜勤もありません。
おおむね19時には終業することができ、家族との時間や習い事などプライベートの時間をしっかり確保することができます。
そのため歯科衛生士は仕事とプライベートどちらも充実させることができると言えます。
歯科衛生士の仕事はやりがいを感じやすい職業の一つです。
歯科衛生士にとってのやりがいには以下のようなことが挙げられます。
●患者から「ありがとう」と感謝の言葉をもらえたとき
●患者の口腔内環境が改善したとき
それぞれ詳しく見ていきましょう。
歯科衛生士は歯科予防処置・歯科保健指導・歯科診療補助などさまざまな業務で患者と接します。
そのため例えば患者に適切な処置を行なったり、治療に対する不安を取り除くことができたりすると「ありがとう」と感謝の言葉をもらえることが多いです。
患者からの感謝の言葉はモチベーションの向上ややりがいにつながります。
例えば歯科予防処置では、患者の口腔内のクリーニングを行います。
患者によって例えば縁下歯石が付着していたり着色がこびりついていたりと口腔内環境はさまざまです。
歯石・着色量が多い場合などは、それらをしっかり除去できたときに達成感を感じることが多いという声が多数。
また歯周病に関する処置においては、スケーリングやSRPなど適切な処置を行なった後、歯肉の状態が改善されると達成感を得られやりがいにつながります。
加えて歯磨き指導・嚥下指導など自分の指導によって患者の口腔内に変化が現れたときも、やりがいを感じることができるでしょう。
歯科衛生士として働いていても、「同じことの繰り返し」「仕事が楽しくない」と感じる人は少なくありません。
やりがいを感じられないと仕事に行くことが億劫になることも。
やりがいが感じられない原因には以下のようなことが挙げられます。
●他にやりたい仕事がある
●キャリアアップが望めない
●職場環境に問題がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
歯科衛生士になったものの、「違う仕事をしてみたい」「歯科衛生士を経験したからこそ、他の職業にチャレンジしたい」と考える方もいます。
その場合そのことばかり気になってしまい、歯科衛生士の仕事にやりがいを感じられないことがあります。
歯科医院全体でセミナーや勉強会に積極的に参加するところもあれば、それらへの関心が低い歯科医院もあります。
将来を明確にしたい歯科衛生士にとっては、後者の歯科医院ではキャリアアップが望めないことも。
また仕事を続けていくうちに、「もっと予防歯科に関わりたい」「歯周治療を学びたい」といった意欲が出ることもあるでしょう。
その意欲が勤務先のコンセプトと合っていないと、その分野でのキャリアアップは望めないことになります。
これによりやりがいを感じられなくなることがあるでしょう。
歯科医院の人間関係が悪い・残業が多い・休みが少ないなどといった労働環境では、仕事にやりがいを感じられなくなってしまうことがあります。
また歯科診療補助ばかりで歯科予防処置や歯科保健指導といった業務を一切やらせてもらえない歯科医院では、やりがいを感じることは難しいです。
なお「歯科衛生士の仕事には賃金以上のやりがいがある」と言って低賃金で雇う歯科医院にも注意が必要です。
そのような「やりがい搾取」を行う歯科医院の中には社会保険に加入していない歯科医院もあり、長く働くことは難しいでしょう。
仕事にやりがいを感じられないときは、そのままにしても自然と解決することはありません。ここでは対処法を3つご紹介します。
●歯科衛生士になると決めたときを思い出す
●先輩歯科衛生士・友人に相談する
●転職を考える
それぞれどのような方法か見ていきましょう。
歯科衛生士を目指すきっかけはどのようなことだったか思い出してみましょう。
例えば身内に歯科医療従事者がいたり、治療を受けたときに歯科衛生士が優しくしてくれたりと、人によってさまざまなきっかけがあるはずです。
社会人から歯科衛生士を目指したのであれば、一生働けるスキルが身につく、給料が良いからなどもあるかもしれません。
いずれにせよ理想としていたことがあって歯科衛生士を目指したはずです。
まずはそのときのことを振り返って理想としていたことと何が異なるのか、どのようにすれば理想に近づけるのか考え行動に移してみると良いでしょう。
やりがいを感じないときは一人で抱え込まず、話しやすい先輩歯科衛生士・友人に悩みを相談してみるのも良い方法です。
人に話すことで気持ちが楽になることもあります。
また先輩歯科衛生士は過去に同じ悩みを持っていたこともあり、モチベーションを上げる方法などを教えてもらえることがあります。
職場環境が悪くてやりがいを感じられないのであれば、転職を考えるのも一つの手です。
職場が新しくなると、気持ちも新たに仕事に取り組むことができます。
ただ何も考えずに転職すると、新しい職場でも同じ悩みを抱える可能性があります。
転職する際は自分自身の気持ちを見直してから、慎重に転職先を選ぶことが大切です。
歯科衛生士はライフステージに合わせて働き方を変えられるため、歯科衛生士になって良かったと感じることもあります。
ただ歯科衛生士の仕事は大変なことも多く、やりがいを感じられなくなることもあります。
そのためやりがいを感じられない原因や対処法を見つけ、歯科衛生士という仕事に上手く付き合っていけると良いでしょう。
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