お役立ち情報
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転職活動を、在職中に始めるのか退職後に始めるのかで迷う方は多いでしょう。どちらを選んだとしても、妥協せず納得のいく転職先を見つけられるよう、時間に余裕をもって転職活動の計画を立てることが大切です。その上で、メリット・デメリットを踏まえて転職活動の開始時期を決めることをおすすめします。
■目次
一般的に、転職活動は3ヶ月ほどかかると言われています。
これはあくまで目安であり、転職にかかる期間は人によってさまざまです。
いずれにせよ大切なことは、まず転職活動のおおまかな流れを理解すること。
その上で各工程にどのくらいの期間が必要なのかを想定し転職活動を進めましょう。
転職活動の流れは以下の通りです。
❶転職準備
❷必要書類作成・応募
❸面接
❹内定
それぞれ解説していきます。
まず転職活動を始めるにあたって、「転職の目的」「転職先に求めること」などを整理します。
転職に関する自分の考えなどを整理することで、転職先を探す足がかりになるでしょう。
自分が転職活動を始めたからといって、最適な転職先が見つかるとは限りません。
妥協して転職先を決めることのないよう、転職を決意したらすぐに準備を始めましょう。
転職の目的や条件に合った転職先が見つかったら、面接の際に必要な書類を作成します。
必要な書類は転職先によって異なりますが、履歴書や職務経歴書は必要なことが多いです。
また書類を作成するにあたり、まずは自己分析を行うと良いでしょう。
自己分析とは、これまでの経験や実績を振り返って整理したり、自分の強みや仕事で大切にしていることを洗い出したりする作業のことです。
履歴書や職務経歴書は自分をアピールできる大切なもの。
書いた内容に沿って面接で質問されることも考えられます。
そのため書類の作成は時間に余裕をもって丁寧に行いましょう。
書類審査に合格した後は、実際に医院に赴き面接を行います。
面接では志望動機やどういった仕事がしたいか、転職の場合は前職の退職理由やこれまでのスキル・経験などについて聞かれます。
面接後の内定が出るまでの期間は、転職先によってさまざま。
他の就職希望者が多ければ選考に期間を要することも考えられます。
面接の際に、内定までの期間を確認するのも良いでしょう。
面接に合格すれば、晴れて内定を貰えます。
在職中である場合は、転職先の勤務開始日までに退職の手続き・引継ぎなどを済まさなければなりません。
感謝の気持ちをもって丁寧に行うことで円満退社につながり、転職先でも気持ちよく働き始めることができるでしょう。
在職中に転職を決意して、そのまま働きながら転職活動を始めるという方法もあります。
収入面での心配がないため、今までの生活を変えることなく転職活動を行うことができるでしょう。
しかし仕事と転職活動を同時にこなすことは困難なこともあります。
転職活動が長期化して心身の健康を損ねることがないよう、あらかじめ転職の終了時期を決めて活動しましょう。
在職中に転職活動を始めるメリットには以下のようなものがあります。
それぞれを解説していきます。
転職活動中は面接に行くための交通費や、スーツを新調するのであれば衣服代など何かと費用がかかります。
貯金があれば安心と考えがちですが、転職活動が長引いたときに貯金が底を尽きてしまう可能性も考えられます。
在職中であれば収入が不安定になることもないため、経済面での不安を感じることなく転職活動が行えます。
在職中に転職活動を行なえば、ブランクはできません。
ブランクがないことで、仕事に対するモチベーションや身につけたスキルを保ったまま転職先で働き始めることができるでしょう。
必ずしも自分の希望に合った転職先が見つかるとは限りません。
またさまざまな求人を見たり面接を受けたりする中で、在職中の職場が恵まれている環境であると気づくこともあるでしょう。
在職中の転職活動であれば、転職しない、あるいはもう少し在職して様子を見るなどの選択をすることも可能です。
在職中に転職活動を始めるデメリットには以下のようなものがあります。
それぞれを解説していきます。
仕事と転職活動を並行して行うため、求人検索や書類作成に時間を割けない可能性があります。
また見学や面接に行ける時間が少なく、日程の調整が難しくなります。
そのため休日や有給をうまく使ったり、早めに転職活動を始めるなどの工夫が必要です。
「転職活動のため休む頻度が増加した」「転職の相談を院長に聞かれてしまった」など、周囲に転職活動中であることを知られてしまう可能性があります。
転職活動は決して悪いことではありませんが、良く思わない人がいることも事実です。
また引き止められ、転職活動に影響が生じる可能性もあります。
転職活動中であることを知られても今まで以上に働き、周囲に認めてもらえるよう務めましょう。
「時間をかけて理想の転職先を見つけたい」「在職中に転職活動をする余裕がない」などの理由で、退職後に転職活動を始める人も多くいます。
また現在の仕事や人間関係が上手くいかず、一刻も早く仕事を辞めたいという思いから転職活動より先に退職を選択する人もいるでしょう。
退職後の転職活動は自由な時間ができる半面、気が緩む可能性もあります。
ダラダラと転職活動が長期化しないよう、期間を決めて活動しましょう。
退職後に転職活動を始めるメリットは以下のようなものがあります。
それぞれを解説していきます。
今まで仕事に充てていた時間を自由に使えるため、時間をかけて転職活動を行うことができます。
今後やりたいことを模索したり、今後に備えて資格を取得するのも良いでしょう。
転職先に提案された見学や面接などの、日程に対して柔軟に対応することが可能です。
在職中だと難しい日程調整も、退職後であれば転職活動を最優先に考えることができるでしょう。
退職後に転職活動を始めるデメリットは以下のようなものがあります。
それぞれを解説していきます。
転職活動中に収入がないということは、退職後に転職活動を始める大きなデメリットだと言えるでしょう。
失業給付の制度を利用するとしても、自己都合で退職する場合は受給までに時間がかかります。
生活に不安を抱えたままにならないよう、当面の生活費は確保した状態で転職活動を始めましょう。
歯科衛生士の仕事は、知識だけではなく技術も必要な仕事です。
知識は独学で補えたとしても、スケーリングなどの技術はブランクにより低下する可能性があります。
ブランクを気に留めない歯科医院は多いですが、転職先で迷惑をかけないよう速やかに転職活動を進めましょう。
歯科衛生士は求人が非常に多く、時期に関係なく比較的転職しやすい職業と言えます。
しかし年間を通して特に転職に向いている時期があるため、その時期を見据えて転職活動を始めるのも良いでしょう。
転職しやすいと言える時期は以下の通りです。
●5月下旬~6月
●9~10月
上記の時期が転職しやすいと言われる理由は、退職者が多く求人が増えるためです。
5月の連休後は、職場に行きたくない・体調が悪いと感じる「五月病」と呼ばれる症状を引き起こす人が多くいます。
歯科衛生士も4月に就職して職場になじめない・環境の変化についていけないなどの理由で、体調を崩し退職を選択する人が多いでしょう。
また9〜10月は、一般的に転勤が多い時期です。
家族の転勤が決まり、引っ越しをするために退職する歯科衛生士が増える時期とも言えるでしょう。
いずれの時期にも、退職者が出た職場では人員を補填するために求人を出すことが考えられます。
転職をしたい場合は求人をこまめに確認し、転職活動がスムーズに進むよう事前に準備しておくと良いでしょう。
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