【転職初日】歯科衛生士が気を付けることと、当日の過ごし方とは

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転職経験の有無に関わらず、どんな歯科衛生士でも転職初日はいろいろと緊張したり不安を感じたりしますよね。歯科衛生士が転職初日に気を付けることを事前にリサーチし、適度にリラックスして過ごすためにシミュレーションしておくことが大切です。この記事では、歯科衛生士が転職初日までに準備するもの・転職初日の過ごし方で気を付けることをまとめています。

転職初日にまでに準備しておくこと

何の準備もなくいきなり「ぶっつけ本番だ!」と、初日を迎えるわけにはいきませんよね。

事前に準備しておくと当日も心に余裕ができ、落ち着いて出勤できます。

歯科衛生士が転職初日までに準備しておきたいことについて、いくつかご紹介します。

余裕を持って持ち物の準備

出勤初日に必要な持ち物は前もって準備しておきましょう。
前日だと準備が間に合わない可能性もあるため、日にちに余裕を持って準備するようにしましょう。

当日の持ち物は、

基本的なメモ・ペン(2色もしくは3色ペンが好ましい)、髪をまとめるヘアゴムに加え、念のためグローブやマスクの準備もあれば安心です。

クリニックによっては支給する制服に制限があります。
上着だけを支給し、ズボンは自分で準備しないといけない場合もあるため制服はどこまで支給してくれるのか、事前に確認しておきましょう。

自分で準備する場合は、色の指定の有無なども確認すると良いでしょう。

出勤時間の確認

あまりにも早い時間に到着しても、カギが開いてない可能性があります。
清掃スタッフを雇っているクリニックの場合は、早めの出勤が清掃スタッフの迷惑になることもあるため気を付けましょう。

診療前の朝礼や掃除の有無などを確認し、初日は伝えられた出勤時間の10~15分くらい前を目安に行動するのがベスト

機会があれば他のスタッフの到着時間を聞き、目安にするのも良い方法です。

また面接などで向かった時間帯と朝の通勤ラッシュ時では、通勤時間に差が出ることがあります。

特に、車で通勤する場合は自宅からの道順や通勤時間を確認し、余裕を持って出発すると良いでしょう。

身だしなみを整える

休職期間にしていたネイルや派手な髪型そのままで出勤するのは、控えるほうが無難です。
第一印象を左右させる要素でもあり、良く思わないスタッフがいる可能性もあります。

クリニックの方針にそぐわない場合は、初日から注意を受けることもあります

またクリニックの規則ではネイルや髪色、メイクが自由であっても、医療従事者として清潔感のある身だしなみを意識しましょう。
大ぶりで目立つアクセサリーの着用も控えたほうが良いでしょう。

もし、カラーやネイルをしたい場合でも出勤初日は控え、数日勤務したのちにクリニックの雰囲気を見て検討しても問題ないはずです。

必要書類の確認も

初日に持っていく書類や準備しておく書類の確認をしておきましょう。

印鑑

マイナンバー

年金手帳(基礎年金番号)

給与振込用口座の番号が分かるもの

源泉徴収票(必要であれば)

雇用契約書に印鑑が必要な場合もあるので念のため持参するとスムーズです。

マイナンバーカードや年金手帳は番号が分かれば十分なので写真でも大丈夫ですが、原本があれば安心です。

また、初日までに労働契約の内容をしっかりと確認しておきましょう。
給与や休日、勤務時間、社会保険など、働きはじめてから「言われていた内容と違う」といったトラブルにならないためにもしっかりと目を通し、不透明なところがあれば出勤当日に最終確認しましょう。

転職初日の過ごし方で気を付けること

転職初日は見学や研修だけで終わり、仕事らしい仕事ができないこともあります。

しかし、初日の態度や動き方で「仕事ができる人かどうか」という判断をされてしまいます。

初日から悪い印象を与えてしまわないよう、気を付けたいことをいくつかお伝えします。

明るいトーンであいさつ

歯科衛生士に限らず、社会人として仕事をはじめる前のあいさつは基本中の基本ですよね。

採用担当者や院長以外のスタッフは、新入衛生士の顔や名前さえ知らないこともあります。
明るいトーンでハキハキしたあいさつを意識しましょう。

人は「会ってすぐにその人の印象を評価する」と言われています。
このあいさつで第一印象が決まってしまうため、非常に重要なポイントです。

最初の印象が良いと、これからの良好な人間関係・信頼関係を築きやすくなるため、第一印象を良くしておいて損はありませんね。

また最近では、新型コロナウイルス感染予防の観点から、マスクをしたままのあいさつが多いですよね。
表情が読み取れず普段より冷たい印象を与えてしまう可能性もあるため、アイコンタクトをしっかり取るようにしましょう。

「緊張すると目が泳いでしまう」「人と目を合わすのが苦手」と感じる方は、相手の眉間あたりを見てみると良いでしょう。

クリニックのルールや流れを把握する

それぞれのクリニックにルールや診療方針があります。
前のクリニックと同じという訳ではないので、診療の流れやルールを確認し把握することに努めましょう。

過去の経験から得た自己流のやり方や「前のクリニックではこうだった」などの押しつけは厳禁です。

マニュアルなどがあれば休み時間や空いた時間などを利用して目を通し、疑問に思う部分があれば質問しましょう。

クリニックが大切にしている方針などを最初に覚えておくと、転職初日でも大きなミスなく過ごせます。
また、最初に認識や方向性などをしっかり擦り合わせることで、のちのトラブルを避けられるだけでなく、間違った方向へ労力を費やすことも減り効率良く働けます

自分にできることを探して率先して行動する

経験のある歯科衛生士は、クリニックが忙しくなると初日であっても放置されがちです。

すべてのスタッフが親身にゆっくり説明してくれるとも限らず、まともな説明を受けていない状態で放置されると、何をするべきか分からず困ってしまいますよね。

そんな時でも、歯科衛生士ならば指示を待つばかりではなく、診療が終われば器具を下げる、チェア清掃をする、歯周基礎検査の入力補助など、できることがあれば率先して行動するようにしましょう。

また、最初に「積極的に進めていい業務はありますか?」などと質問しておくのも良いでしょう。
詳しい説明の必要がない業務があれば伝えてくれるはずです。

分からないことは早めに解決する

転職初日は慣れない環境の中で、いろいろな説明や仕事の流れなどを教わります。
覚えることが多く混乱したり、分からないことがあったりするかもしれません。

そんな中で「歯科衛生士がこんなことも分からないと思われたくない…」「今は忙しそうだからあとで聞こう」と、分からないことを放置してしまうと、タイミングを逃しますます聞きづらくなってしまいます。

もちろん、自分で調べて考えてから質問するといった姿勢も大切ですが、業務に支障がでることもあるため、なるべく早めに解決することを心がけましょう

積極的に質問し解決しようとする姿勢が、良い評価に繋がることもあります。

まとめ

歯科衛生士が転職までに準備したいこと・転職初日に気を付けることをお伝えしました。

転職経験のあるなしに関わらず、転職の初日はどんな方でも緊張しますよね。

失敗やミスをしない人はいないので、今回お伝えしたポイントを意識して、リラックスして転職初日を迎えましょう。
 

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