【新卒歯科衛生士】仕事が辛いときの対処法や円満退職のポイント

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新卒で歯科衛生士として働きはじめたけど「仕事が辛い」「新卒だけど辞めたい」と悩む歯科衛生士も多いのではないでしょうか。自分は辛いと感じているのに、周りからのプレッシャーで相談もできない環境にストレスが溜まり「自分は歯科衛生士に向いていないのではないか」と考えてしまう方も少なくありません。今回は、新卒の歯科衛生士が抱える辛い悩みやその対処方法、円満に退職するポイントなどをご紹介します。

仕事が辛い…新卒歯科衛生士の悩み

新卒で働く歯科衛生士は、どのような点で仕事が辛いと感じているのでしょうか。

新卒の歯科衛生士に多い悩みをまとめました。

失敗が怖くて上手く立ち回れない

失敗を恐れるあまりに自分本来の力を発揮できず、上手く立ち回れないと悩む新卒歯科衛生士は数多くいます。

新卒として入社したのにもかかわらず、即戦力の歯科衛生士として求められることも少なくないでしょう。

専門の養成機関を卒業して国家資格を有しているため、過剰に期待されたり「学校で習ったよね?」といったプレッシャーをかけられることも。

そういった環境から恐怖心を覚えてしまい、仕事が辛いと感じてしまうのです。

診察内容や仕事内容に不満がある

歯科衛生士として働いているのに衛生士業務をさせてもらえない、衛生士業務以外の雑務が多すぎるなどの不満により、診療内容や仕事内容に不満を感じているケースも少なくありません。

他にも、清潔・不潔の区別をきちんと行っていなかったり、治療のレベルに疑問を感じたりするケースもあるでしょう。

これらは真面目な歯科衛生士や、歯科でバイトの経験がある歯科衛生士によく見受けられます。

人間関係が悪い

先輩歯科衛生士と馬が合わない、お局さんが怖いなどの人間関係の悩みから、出勤するのも辛くなることも。

特に院長と性格・考え方が合わない場合は、すべての業務に疑問を感じるようになるため、ストレスが溜まりやすいでしょう。

気の強い院長だと強く叱ったり、否定するような発言をしたりするため、精神的に参ってしまう新卒も少なくありません。

周りと比べてしまう

学生時代の友人と職場環境や待遇を比べてしまい、嫌になるケースも多いようです。

楽しそうにいきいきと働いている友人と自分を比べて、優劣を感じたり羨ましく思う気持ちが強くなったりすることも少なくありません。

特に自分が今置かれている環境に疑問を感じている場合、周りと比べて自分を不幸に感じてしまうことが多いようです。

仕事が辛いと思ったときの対処方法

新卒の歯科衛生士が「仕事が辛い」と感じたとき、先輩衛生士たちはどのように乗り越えられたのでしょうか。

仕事が辛いと思ったときの対処方法について紹介します。

ミスしやすい部分を詰める

まず大前提として、新卒の歯科衛生士にミスが多いのは当たり前のこと。

ミスのことをあまり気負いせずに、衛生士業務や雑務などで自分がミスしやすい部分や、あまり理解できていない部分をゆっくりと詰めてみましょう。

新卒のときのミスは、自分に自信がないために作業があいまいになってしまうことで起こることがほとんど。

ミスしやすい部分をノートに書きあげて対策をまとめるなど、自分なりに可視化する方法を模索してみましょう。

相談できる人・機関を探す

周囲に相談できる人を探すことも大切です。

職場の人であっても、職場と関係のない友人などでも問題ありません。

自分の気持ちを吐き出して整理するための話し相手がいると、非常に心強くなれます。

また万が一セクハラやパワハラの被害に遭った場合は、相談できる専門機関を把握することも重要です。

転職もひとつの手段

仕事があまりにも辛いときは、無理せずに環境を変えることも大切

今や歯科医院はコンビニの数よりも多いと言われていおり、歯科衛生士の転職先は引く手あまたです。

先輩のなかには新卒で入社した職場が合わず、転職したところ環境が改善されて長く働き続けているという方も。

まだ新卒の段階で「歯科衛生士の仕事は向いていないのかも…」と考えるのはまだ時期尚早です。

新卒歯科衛生士であっても、転職がひとつの手段として有効だということを覚えておきましょう。

アドバイザーに相談する

新卒の歯科衛生士が円満に退職するポイント

新卒の歯科衛生士が職場を円満退職するためには、いくつかのポイントがあります。

決していい加減にはならず、最後までしっかりと対応するようにしましょう。

退職の意向は早めに申し出る

まずは医院の規定を確認し、退職する意向を早めに申し出るようにしましょう。

法律上では退職する2週間前までに意向を伝えることで退職が可能にはなりますが、衛生士業務の引継ぎやシフトの兼ね合いを考えると、2週間前の申し出は得策ではありません。

医院の規定でも「1ヶ月以上前」などと決められていることが多いため、規定の内容を把握したうえで早めに申し出るようにしましょう。

引き留められてもきっぱり断る

新卒の場合、退職を申し出ても強く引き留められることが多いでしょう。

自分が退職したいと考えている場合は、意思を固めて引き留めには応じない姿勢でいることが大事。

明確な退職日をうやむやにされないように、退職期日をこちらから提案することもポイントです。

退職日まで誠意を持って仕事する

退職日までいい加減になるのではなく、社会人としてしっかりと最後まで働くことが大切です。

自分の作業の引き継ぎがある場合は早めに行うようにし、退職日にバタバタと引き継ぐことのないようにします。

退職日には、お世話になった方々にお礼のあいさつをすることも忘れないようにしましょう。

新卒の歯科衛生士が早期退職するデメリット

転職はひとつの手段ではありますが、新卒が早期退職することにはさまざまなデメリットもあることも把握しておきましょう。

転職が不利になることがある

一度入社した職場をすぐに辞めるなど、短い期間で転職を繰り返してしまうと、書類選考の時点で不採用にされる可能性が高くなります。

また面接のときに退職理由を深く聞かれるなど、退職理由に自分側の非がなかったとしても、採用担当者が気になる点であることは事実です。

辞めクセがついてしまうことがある

よく考えずに退職を決めすぐ行動に移すクセがついてしまうと、少しのことで辞めたくなるクセがついてしまうことも。

素直に先輩や同期に助けを求めたり、自分なりに工夫したりして、辛い環境の中でも耐え抜くと仕事への責任感や応用力が養われます。

しかしそういった経験をせずに辞めてしまうと、次の職場でも辛いことがあるとまた辞めたくなる可能性が高くなるのです。

転職先が必ずいい職場とは限らない

意を決して転職したものの、転職先の職場が必ずいい職場になるとは限りません

退職した職場のように、面接時と条件が違う、衛生士業務をやらせてもらえない、院長と性格が合わない、などの悩みはどのクリニックでも起こりうることです。

職場選びに自信がない…といった場合は、転職エージェントに自分に合った職場を紹介してもらう方法を検討してみましょう。

自分に合った職場を紹介してもらう

まとめ

新卒のときに仕事が辛くて悩むことは、誰しもが経験すること。

先輩スタッフや同じ業界の友人に相談すると、いいアドバイスがもらえたり、話すだけでスッキリするかもしれません。

転職はひとつの手段ではありますが、デメリットもきちんと把握したうえで、慎重に判断することが大切です。

 

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