歯科衛生士に求められる身だしなみは?茶髪やネイルはOK?

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歯科衛生士の仕事をしている方、歯科衛生士を目指して勉強している方は、歯科衛生士の身だしなみはどの程度自由が利くのか、気になるところですよね。多くの歯科衛生士の学校では身だしなみのことを厳しく指導するため、学校を卒業してから自由にしたい!と考える学生さんも多いのではないでしょうか。今回は髪型やネイルなど、歯科衛生士に求められる清潔感のある身だしなみについて解説していきます。

歯科衛生士に求められるのは「清潔感」

歯科衛生士は、患者様の診療の補助をしたり実際に患者様の口腔内に触れる場面が多くあります。

そのため歯科衛生士には「清潔感」が最も求められます

もちろん、手洗いや器具の滅菌などの身だしなみ以外のところでの清潔感があることが大前提。
そのうえで、身だしなみといった見た目の清潔感も重要なのです。

例えば、髪がボサボサで乱れていて制服が汚れている歯科衛生士と、髪をキッチリまとめてて綺麗な歯科衛生士がいるとしましょう。
二人とも同じ技術を持っていたとして、施術してもらうなら後者の歯科衛生士にお願いいしたいですよね。

清潔感のある身だしなみというのは、患者様に清潔な印象や安心感を得られるのです。

歯科衛生士に求められる髪型について

髪色はどこまでOK?

歯科医院によって規定はさまざまですが、「派手でなければOK」というラインを設けていることが多いようです。
黒髪や自然な茶髪程度であれば、注意されることはあまりないと考えて良いでしょう。

一方で金髪や奇抜なカラーは、医療業界では難しい場合が多い現状です。

また、内側の髪の毛のみを明るく染める「インナーカラー」は、業務において髪を束ねたときに目立ってしまいます。

髪色のOKラインやインナーカラー、グラデーションカラーなどの許容範囲については、勤め先の医院の規定をしっかり確認しましょう。

ショートヘアー

肩に髪が付かないくらいのショートヘアーであれば、髪を耳にかける程の整え方でも業務が可能です。

口腔内を覗くときに髪が落ちてきてしまう場合は、ヘアピンなどで髪を留める必要があるでしょう。

ミディアムヘアー

肩に髪がかかっている程のミディアムヘアーであれば、原則一つに結ぶのが好ましいのでしょう。

結ぶことが難しい場合は、ヘアクリップやヘアピンなどで留めるなどの工夫が必要です。

髪が顔にかかっていると暗い印象に取られやすいため、顔周りの髪にも気を付けましょう。

ロングヘアー

ロングヘアーの場合は、必ず髪を結んで業務にあたりましょう。

髪が長すぎて一つ結びでは髪が垂れてきてしまう場合は、お団子などをして対応する必要があります。

また、髪を結んだときに出すおくれ毛は、人によっては不衛生であると感じる方も。

おくれ毛は出さず、すっきりとまとめるようにしましょう。

パーマ

パーマを禁止している歯科医院もまれにありますが、ストレートパーマや緩めのパーマであれば、特に規定を設けていない医院がほとんど

しかし医療人にそぐわないような派手なパーマは、清潔感に欠けるため注意が必要です。

歯科衛生士のネイルについて

歯科衛生士のネイルはあまり望ましくない

歯科衛生士は患者さんの口腔内に直接触れることがあるため、ネイルをすることはあまり望ましくありません。

長い爪が原因でグローブが破けやすくなったり、患者様の口腔内を傷つけてしまう危険性も。
また爪の間に細菌が溜まりやすくなり、手を衛生的に保つことも難しくなってしまいます。

他にも、ネイルをしているだけで患者様の印象が悪くなってしまうことも。

どうしてもネイルを楽しみたい場合

歯科衛生士の仕事をしながらネイルも楽しみたい場合は、ネイルチップやネイルシールなどで休日のみネイルを楽しむ、爪磨きで爪の表面を磨く、甘皮処理をするなどの方法があります。

マニキュアは医院によって扱いが異なるため、勤め先の規定を確認しましょう。

歯科衛生士の服装などについて

制服の汚れに注意

歯科衛生士は患者様との距離が近いため、制服の汚れにも要注意です。

シミやシワ、ほつれなどが気になるボロボロの制服では、いくら他が清潔でも不潔に見えてしまいます

印象材などの材料や血液など制服に付きやすい汚れは、なるべくすぐに綺麗に落とすようにしましょう。

香りに注意

香水や整髪料の香りは、人によってはキツイ・臭いと感じる方もいます。

中には強い香りで気分が悪くなってしまう方もいるため、香りの付くものには注意しましょう。

香水は原則使用せず、整髪料や柔軟剤は香りがきつくないものや無香タイプのものを選ぶことがポイントです。

まとめ

歯科衛生が身だしなみについて気を付ける最も大きな理由は、患者様のためです。

患者様に不快感や不信感を抱かせるような身だしなみでは、歯科医院全体の評価も下がってしまいます。

患者様に安心して施術を任せていただける歯科衛生士になるために、今一度身だしなみについてチェックしてみましょう。

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