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歯科治療の最前線で働く歯科衛生士ですが、どのような人が向いている職業なのでしょうか。その人の個性やライフスタイルなどから、歯科衛生士に向いているかどうかについて考えることができます。今回は、歯科衛生士に向いている人の特徴について解説します。
■目次
歯科衛生士は患者様と接することが多く、コミュニケーションを取ることが重要な仕事です。
コミュニケーションをしっかり取らずに治療を進めていった場合、患者様に不信感を抱かせる原因になったり、トラブルに発展することも。
患者様との積極的なコミュニケーションが必要とされるため、人と接することが好きな人は歯科衛生士に向いているといえるでしょう。
また患者様だけでなく、働いている医師や歯科衛生士、歯科助手とのコミュニケーションも大切です。
チームで診療をしていくため、良好な人間関係を築く能力も求められるでしょう。
歯科衛生士の仕事内容は、口腔内という限定された場所で細かい作業を求められます。
そのため細かい作業が好きで、細かい作業が続いても苦痛を感じない人が歯科衛生士に向いているといえるでしょう。
歯科衛生士として働く場合、毎日何時間もの間、ミリ単位で作業をすることになります。
それによるストレスで体調を崩してしまっては本末転倒です。
手先が不器用で自信がないという方は、普段から手先を動かす訓練を行うとよいでしょう。
歯科医院に来院する患者様の主訴は人それぞれであり、術式も患者様によって変えていきます。
治療方針を決定して主導するのは医師の役割のため、歯科衛生士は次の行動を予想しながらも臨機応変に対応していく必要があるでしょう。
また急患対応や、予定していた治療と別の治療を行う可能性もあります。
その際に対応できず右往左往してしまっては、スピーディーな治療が実現しません。
患者様の負担軽減や効率的な治療のために、どんな状況でも臨機応変に対応できる力が求められるでしょう。
歯科衛生士の仕事は、意外にも体力が必要な仕事です。
基本的に立ち仕事であることはもちろん、準備のために医院内を走り回ることもあります。
またカルテの移動や、重い歯科材料を運んだり整理したりすることも歯科衛生士の仕事。
体力に自信のある人だと、これらの業務をスピーディーに行うことができるでしょう。
歯科医院に来院する患者様は、年齢や性別、性格まで十人十色。
中には苦手に感じる患者様もいるかもしれません。
その中で「この患者様は苦手だから早めに治療を切り上げよう」「この患者様は話しやすいから色々なことを教えてあげよう」などと、患者様によって対応を変えてしまうことはよくありません。
歯科衛生士は患者様の分け隔てなく、全ての方に等しく対応することが求められます。
患者様への対応に自分の都合や機嫌を押し出さず、プロとして対応することができる人は歯科衛生士に向いているといえるでしょう。
歯科衛生士になるには国家資格が必要です。
歯科衛生士の国家資格は、歯科衛生士学校を3年以上通わなければ取得できない資格のため、簡単には取得できるものではありません。
しかし歯科衛生士国家資格は、一度取得すると一生有効ものです。
さらに歯科衛生士の求人は多く職に困ることもなく、長きにわたって安定して働き続けることができます。
国家資格がほしい、生涯にわたって安定して職を手にしたいと考えている方にとって、歯科衛生士は向いている職業といえるでしょう。
歯科衛生士は正社員だけでなく、パートやアルバイトとして勤務することも可能です。
歯科衛生士の業務は専門的な分野であるため、他業種のパート・アルバイトよりも時給が高い傾向にあります。
今や「コンビニよりも多い」といわれている歯科医院の歯科衛生士求人は数多くあり、自分のライフスタイルに最適な働き方をすることもできるでしょう。
医療の現場で資格を持ちつつも、パート・アルバイトとして働きたいと考えている方にとって、歯科衛生士は向いているといえます。
歯科衛生士業界は圧倒的に女性が多いですが、男性は歯科衛生士に向いていないのでしょうか?
結論を述べると、男女差による歯科衛生士の向き・不向きはありません。
男性でも女性でも、先述した特徴があったり歯科衛生士になりたいという強い意志があれば、歯科衛生士になることができます。
しかし男性歯科衛生士が圧倒的に少ない現状では、「歯科衛生士=女性」という固定概念から、就職する上で少し苦労するのは男性の方が多いと考えられるでしょう。
とはいえ男性が歯科衛生士として働くことには、さまざまなメリットもあります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
>>>あわせて読みたい「男性の歯科衛生士っているの?男性歯科衛生士の割合やニーズとは」
歯科衛生士に向いている人には、人と接することが苦痛でない、細かな作業が得意、などの特徴があります。
今はそのような能力がなくとも、日頃から意識して行動することで克服することも可能です。
しかし一番大切なのは、歯科衛生士になりたい・歯科衛生士として働きたいという強い意志があること。
本記事を参考に歯科衛生士として働くイメージをしながら、資格取得や就職に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。
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