お役立ち情報
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医療従事者である歯科衛生士にとって、メイクの許容範囲は気になるところですよね。仕事中は基本的にマスクをしているとはいえ、接客を行うことから身だしなみには十分気を遣わなければなりません。そこで今回は、歯科衛生士のメイク事情や、歯科衛生士のための時短メイク術について解説します。
■目次
歯科衛生士は仕事中ほとんどマスクをしているからといい、メイクに手を抜いてしまうのは避けるべき。
メイクをはじめ身だしなみをきちんとしなければ、患者様やスタッフに清潔感のある印象を持ってもらえません。
歯科衛生士の前にいち社会人として、「人前に立つ」ことを意識して身だしなみを整えることが大切です。
しかしここで間違えてはいけないことは、「身だしなみを整えること」と「お洒落をすること」は違うということ。
派手なメイクや濃い色のアイシャドウなど、社会人としての模範を超えてしまうメイクは、相手に悪い印象を与えてしまいます。
適度なメイクで清潔感のある印象を持ってもらうことが、医療従事者である歯科衛生士が大切にするべきポイントといえるでしょう。
常時マスクをしている歯科衛生士にとって、アイメイクは最も目立つ部分になります。
アイシャドウは派手なカラーを抑え、ベージュ系のヌーディーカラーを選ぶことで、上品で優しい印象を持ってもらえます。
過度な濃淡表現やグリッターは避け、薄く広げるようにまぶたに乗せることがポイントです。
アイラインはあまり太く入れすぎず、まつ毛の間を埋める程度に描きましょう。
ブラックのアイラインだと強すぎる印象になってしまう方は、ブラウン系のアイライナーがおすすめ。
マスカラはボリュームタイプより、ロングタイプを使用することで派手さを抑えることができます。
まつ毛に色が付くことで目元が濃く見えてしまう場合は、透明なクリアマスカラを活用しましょう。
マスクをしていても見える肌の部分は、ベースメイクでトーンを整えることがポイントです。
下地はカバー力のあるものや、コントロールカラーなどの色味の入ったものにすることで、ファンデーションなしでも肌をきれいに見せてくれます。
下地でカバーしきれないくすみやニキビ跡には、気になる部分だけコンシーラーでカバーしましょう。
ファンデーションは厚塗りするとヨレの原因になるため、土台は薄く乗せ、カバーしたい部分だけ少しずつ重ねていくことがコツです。
眉毛は顔の印象を左右するため、まずは自眉毛をカットして整えることが大切です。
手入れをしていなボサボサ眉毛や、全剃り眉毛は相手に悪い印象を与えてしまうことも。
日常的に適度な手入れを施すようにしましょう。
細めの眉は大人っぽい印象を与え、洗練されたキリッとした雰囲気を演出できます。
反対に太めの眉は、可愛らしく親しみやすい印象を与えることができます。
幼い顔立ちの方は細い眉、老けて見られがちな方は太い眉に整えてみましょう。
アイブロウメイクは汗などで落ちやすいため、ウォータープルーフのアイペンシルや眉マスカラがおすすめ。
眉マスカラは色を髪色と合わせることで、よりナチュラルな印象を演出できます。
歯科衛生士の仕事中は基本的に口元が見えないため、リップメイクに関しては簡素なもので問題ありません。
色付きリップで乾燥を防いだり、マスクに付きにくいティントタイプのものの使用がおすすめです。
なおリップメイクをした後、唇にパウダーを少しに叩くことでリップメイクがコーティングされ、リップがマスクに付きにくくなります。
どうしてもマスクにリップが付いてしまう…という方は試してみましょう。
眉毛ティントとは、専用のティント液で眉毛の形を描いてしばらく置くことで、描いた眉毛を3〜7日持続させられるものです。
眉毛ティントで眉毛の形を作っておけば、朝アイブロウメイクをする時間を減らすことができます。
また汗や擦れで眉毛が落ちる心配がないため、眉毛のメイク直しの心配もありません。
しかしティントは少し強い液を使用するため、肌の弱い方は注意が必要です。
マツエク(まつ毛エクステ)は禁止している医院も多いですが、まつ毛パーマを規制している医院はあまり多くありません。
まつ毛パーマで自まつげを上げるだけで、ビューラーやマスカラの手間が省け時短になるだけでなく、手抜きアイメイクでも目元を華やかに見せることができます。
またマスカラのように崩れる心配もないため、メイク直しの必要もありません。
マスクの湿気でまつ毛が下がってしまうこともないことから、仕事中もずっと上がったまつ毛をキープでき、モチベーションも上がりますね。
BBクリームとは、下地や日焼け止め、ファンデーションの機能を備えたクリームのこと。
1本でベースメイクが済んでしまい、かなりの時短につながります。
カバー力のある商品も多く展開されていることから、コンシーラーや「追いファンデ」の必要がないことも。
しかしBBクリームだけではマスクに付いてしまうため、仕上げやルースパウダーなどで整えるようにしましょう。
「毎日メイクが面倒くさい」「肌が弱いからフルメイクはしたくない」という方は、目元だけメイクをする「マスクメイク」がおすすめです。
マスクメイクとは、マスクをしたときに見える部分だけにメイクを施すこと。
見えるところだけをメイクすることで時短にもなることはもちろん、肌への負担を減らすこともできます。
しかし肌はマスクをしていても紫外線を浴びてしまうため、マスクに隠れている部分も日焼け止めは塗っておきましょう。
一般的に、患者様と密接に接する仕事である歯科衛生士がすっぴんで仕事をすることはよくありません。
社会的なマナーとしても、メイクを施すことは最低限の身だしなみとされていることがほとんどです。
患者様のなかには、「メイクをしていない=身だしなみを整えていない」と捉える方は決して少なくなく、医院のイメージを下げてしまうことにもつながりかねません。
肌にトラブルがあるなどの場合を除いて、眉毛を整える、ベースメイクでくすみを飛ばすなどの工夫が必要でしょう。
歯科衛生士が自分のモチベーションを上げるメイクや、利便性を考えたメイクをすることももちろん大切なことではありますが、歯科衛生士として一番大切なことは、患者さんへの信頼です。
メイクの印象で信頼度が崩れてしまっては、せっかく技術があっても元も子もありません。
医療従事者としての立場もわきまえながら、適切なメイクを施すようにしましょう。
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