歯科衛生士がすぐ辞めるのは何故?背景にある原因とは

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「歯科衛生士不足」ともいわれる歯科業界では、歯科衛生士がすぐ辞めてしまう現状が問題視されています。歯科衛生士がすぐに辞めてしまう原因には、どのような背景があるのでしょうか。今回は、歯科衛生士がすぐ辞めてしまう理由について考えていきます。

歯科衛生の離職事情

転職経験のある歯科衛生士の割合は?

公益社団法人 日本歯科衛生士会の調査によると、勤務先を変えたことはないと回答した人が22.2%に対し、1〜4回以上勤務先を変えたことがあると回答した人が76.4%という結果が出ています。

歯科衛生士全体の約8割近くが、転職を経験しているということに。

求められることが多い歯科衛生士ですが、辞める人も多い傾向であることがこれらの結果から分かりますね。

参照:公益社団法人 日本歯科衛生士会|歯科衛生士の勤務実態調査 報告書

歯科衛生士の離職理由

同調査よると、勤務先を変えたことがある歯科衛生士の離職理由として最も多かったのは、結婚(29.3%)であるという結果が出ています。

調査の結果は以下の通り。

結婚(29.3%)

経営者との人間関係(29%)

出産・育児(28.7%)

給料または待遇の不満(22.3%)

仕事の内容(22%)

勤務形態と拘束時間に対する不満(19.5%)

スキルのレベルアップのため(15.9%)

歯科衛生士の資格保有者のほとんどが女性を占めているため、1番多い結果が結婚で、3番目に多いのが出産・育児であるのは、頷ける結果といえるでしょう。

参照:公益社団法人 日本歯科衛生士会|歯科衛生士の勤務実態調査 報告書

歯科衛生士がすぐに辞めてしまう背景

女性が働きやすい環境が整っていない

個人経営の歯科医院に勤めている場合、産休・育休制度を使ったとしても、一般的な企業くらいの給料が出るという歯科医院はほとんどありません。

また産休や育休を取れるような雰囲気でない、取れたとしても迷惑をかけてしまったために戻りづらい、と考えることから周りに遠慮して離職するという方も決して少なくないのです。

また仕事内容としても体力をかなり消耗する内容が多く、子育てしながら働くことが難しいと考え、辞めざるを得ない人も多い現状。

このように女性が働きにくいともいえる環境が、辞める原因を作り出していると考えられるでしょう。

経営者との人間関係

歯科医院の職場は少人数であることが多く、経営者である院長や他の歯科衛生士、歯科助手などと密に連携を取りながら働くことになります。

その中で、経営者である院長との人間関係が上手くいかない場合は、仕事のやりづらさを感じ離職につながってしまうのです。

少人数の職場では院長の一言ですべてが変わってしまったりと、職員が振り回されてしまうことが多い傾向。

そのため「もっと良い経営者のもとで働きたい」という考えから、転職の決断に至ることも多いでしょう。

給料または待遇に対する不満

歯科衛生士の給料は、拘束時間や仕事内容に比べかなり少ないと感じている方が多いという現状です。

公益社団法人 日本歯科衛生士会の調査によると、給料に対する満足度において「満足」「ある程度満足」と答えた割合はおよそ4割で、半数以上が不満に思っているという結果が出ています。

また歯科衛生士不足により、好きなときに休みが取れないことや、スタッフの人数に対して患者さんのアポイントの数が多く診療が円滑に進まないストレスなどといった不満の声も。

このような不満が溜まると離職につながり、さらに歯科衛生士不足を加速させるという悪循環になってしまうのです。

参照:公益社団法人 日本歯科衛生士会|歯科衛生士の勤務実態調査 報告書

拘束時間に対する不満

一般的に拘束時間が長いとされている歯科業界では、残業がある歯科医院も多くあります。

残業の理由としては、アポイントが追いつかず診察が押して就業時間が遅くなった、最後の患者さんの診療が長引いた、受付時間ギリギリに急患がきた、などの理由が挙げられます。

さらに人手不足が残業問題に拍車をかけており、ストレスから退職を考える歯科衛生士も少なくないでしょう。

歯科衛生士が長く働ける職場を見つけるには?

歯科衛生士が長く働ける職場を見つけるには、求人情報サイトに載っている求人情報をしっかりとチェックすることが大切。

自分にあった勤務形態であるか、月に残業は何時間あるか、残業代は時間ごとにでるか、などチェックすると良いでしょう。

また、スタッフの数なども把握しておき、気になることがあれば質問することも大切です。

職場の雰囲気を把握したい場合は、職場見学を申し込むこともひとつの方法でしょう。

自分で見つけることが大変と感じる場合は、転職エージェントに登録し、自分にピッタリの求人をプロに探してもらうことをおすすめします。

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まとめ

歯科衛生士がすぐに辞めてしまう問題には、女性の働きづらさや拘束時間などの理由が挙げられます。

また人間関係や待遇などの不満やストレスも、離職を加速させる理由になる場合に。

求人数が多い歯科衛生士業界で多くの求人情報の中から、自分にあった歯科医院を見つけるためには、まずは求人情報をくまなくチェックすることが大切。

長く続けられる職場を選んで、キャリアアップを目指しましょう。

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